当クラブ(以下キャンツア)の活動内容は、その名の通り“キャンプ”と“ツアー”が主な活動です。日本語に訳すと“幕営旅行”で、要するに部則に掲げられた「自然を楽しむ」ということをキャンプを通して何でもやってしまおうといった感じです。
具体的には山岳部やワンダーフォーゲル部などが行うような本格的な登山から、ゴムボートでの川下り、離島などでのシュノーケリングや探検、景勝地でのキャンプではBBQやキャンプファイヤーを楽しんだりと幅広い、バラエティーに富んだ活動を行っています。
これらの活動は、関東甲信越を中心に毎週いくつかの種類のキャンプ計画が週末に出ていて、自分の好きな場所やキャンプ形態を選んで行くことができます。
登山であれば百名山と呼ばれる山々へ主に行きますが、一口に登山と言っても、日本三大急登へ挑戦するものから、家族連れでも行ける初歩的な山での森林浴を兼ねたトレッキングまで様々です。
また、川下りはカヌーやラフティングやを想像するかもしれませんが、キャンツアではゴムボートを操り、時には流れの速い“瀬”を下ったり、時には清流に身を任せたりとこれもまた自分の好みで選ぶことが出来ます。
そして、何もせず、ただただ自然を楽しみたいという人は、伊豆諸島や有名な湖畔などでBBQや釣りなどをしてゆっくりとした時を過ごしています。
最近では、いちご・ぶどう狩りなど旬のものを食すことを目的にしたキャンプ、鍾乳洞や廃村探検、蕎麦打ちなどの変り種キャンプも出ています。
過去にはパラグライダーを目的としたものやオートキャンプ、MTB(マウンテンバイク)キャンプなどもあり、リーダーの技量や個性も反映されております。
また、夏・春休みに行う長期間のキャンプをキャンツアでは合宿と呼び上記のものとは区別しています。
最近では夏合宿は世界遺産の「北海道 知床半島」での海岸歩きやカヌーイストの聖地「北海道 釧路川」や最後の清流「四国 四万十川」での川下り、日本の屋根「北アルプス」や「南アルプス」での縦走登山、世界で2番目の海「沖縄 慶良間諸島」を巡ってシュノーケリングを楽しんだりしています。
春合宿では縄文杉で有名な「九州 屋久島」や日本最後の秘境「沖縄 西表島」でジャングル探検やトレッキング、癒しの島「沖縄 宮古島」での停滞など活動範囲は日本全国に広がっております。
また、キャンプ以外にも様々な活動を行っており、4月には新入生歓迎会をサークルの日に行い、毎部会後も歓迎会を開いています。近年では説明会も別に行っており多くの新入生の方が来てくれています。G.W.には新入生歓迎のための伊豆諸島でのキャンプ、5月中盤に全部員で行く新歓キャンプでは新入生にキャンツアのことを説明し、理解してもらうとともに交流を深めます。
夏・春の各合宿後には報告会を行い各隊のキャンプ報告を兼ねた打ち上げという感じで、写真をスライド上映したり、アルバムを見せ合ったりして思い出を語り合います。
他に、大学際への出店、クリスマスコンパ、キャンスキー、スポーツ大会などを行い部員の結束を図るとともに楽しんでいます。これらの活動を2月に追い出しコンパで締めくくって、次の新入生を迎えるべく、準備へと移っていくのです。